
リトアニア 歴史的伝統と国民形成の狭間
大国に囲まれた小国=境界領域の国民形成の アイデンティティを求める活動は多岐にわたるが、 ナショナリズムを含めて往々にして分断に及ぶ。 特にリトアニア、ベラルーシ、ウクライナ、 ポーランド地域の歴史は複雑に錯綜し、 様々な政治権力が絡み合う。 本書は、そうした歴史潮流において、 元々、「歴史的リトアニア」という 多元文化社会を元にした郷土理念が 底流にある人物の思想と行動、また、 その郷土理念が影響する政治の流れや、 それぞれの時代に表出した出来事を 読み解いていくことで “早坂史学”とも言うべき研究成果を 物した労作である。 東欧・ロシア史研究の基本図書といえる。
- 出版社
- 彩流社
- 発売日
- 2017-07-29
- ページ数
- 541ページ
- ISBN
- 9784779123405
