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西鶴『誹諧独吟一日千句』研究と註解

西鶴『誹諧独吟一日千句』研究と註解

中嶋隆

西鶴の俳諧はあたかも絵画における習作デッサンのように、小説の場面に転化しうるような無数のコンテクストがイメージされるーー。 延宝三年、中世以前にはない量とスピードという江戸時代の商品流通に伴った、新しい価値観のなか生まれた『誹諧独吟一日千句(はいかいどくぎんいちにちせんく)』。その時代と、発想の世界を研究と註解で縦横無尽に読み解き、解き明かす。 底本は野間光辰校注『定本西鶴全集』十巻(中央公論社、1954年)を用い、『天理図書館善本叢書39 談林俳諧集』(八木書店、1978年)所収の影印を参照。【句意】【注】【付合】【鑑賞】で丁寧に読み解く。 【コンテクストの複綜が、西鶴の俳諧と浮世草子とに共通すると先に述べたが、西鶴の想像力は前句から喚起される一場面にまず集中し、そこから詞をつむぎだす句作が始まる。あたかも絵画における習作デッサンのように、小説の場面に転化しうるような無数のコンテクストがイメージされる点に、西鶴の俳諧の特徴があった。】……「研究編」より 序 研究編 1 文化的背景 2 西鶴の俳書出版 3 『誹諧独吟一日千句』の創意 4 『誹諧独吟一日千句』の「無心所着」 5 『誹諧独吟一日千句』の付合  6 『誹諧独吟一日千句』の小説的俳諧ーー『冬の日』からの照射ーー 註解編 凡例 西鶴『誹諧独吟一日千句』序註解 西鶴『誹諧独吟一日千句』第一註解 西鶴『誹諧独吟一日千句』第二註解 西鶴『誹諧独吟一日千句』第三註解 西鶴『誹諧独吟一日千句』第四註解 西鶴『誹諧独吟一日千句』第五註解 参考文献 索引  句  人名  書名  事項・語彙

出版社
文学通信
発売日
2023-02-28
ページ数
336ページ
ISBN
9784909658982

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