助六
◆第一句集 羽子板の助六がゆく花川戸 どこかおかしくてどこかまじめで、正直で、どこか泣けてくる、それが遠藤さんなのである。 序・津久井紀代 ◆津久井紀代抄出十句 梅雨明けや何はともあれ鰻丼 夏来る糊のききたる割烹着 呟ける妻の背中や春浅し 秋めくやハミング聴こゆる厨かな 道草をすぐに覚えて新入生 棒一本のアイヌの墓標秋の暮 げに我は逃げ水を追ふ漢かな 羽子板の助六がゆく花川戸 新酒酌む「てにをは」談義限もなし ほうたるや十七歳の特攻兵
- 出版社
- ふらんす堂
- 発売日
- 2024-09-19
- ページ数
- 256ページ
- ISBN
- 9784781416953
