
フクシマの後で 破局・技術・民主主義
「フクシマ」は、単に原子力エネルギーの使用をめぐる機能不全に還元されるものではない。それは、人間が制御できないまでに肥大化した技術的・社会的・経済的な相互依存の複雑性へと、人間、生物、物、あるいは「力」など、あらゆるものを交換可能なかたちで吸収してしまう〈一般的等価性〉という体制を原理とする文明ではないか? 本書は、旧来の文明の方法では覆いきれない〈構え〉を、技術・民主主義の根本的な再検討を通じて示した新たな文明論的布置を展開する。
- 出版社
- 以文社
- 発売日
- 2012-11-09
- ページ数
- 208ページ
- ISBN
- 9784753103065