平川彰著作集. 第5巻
『婆沙論』『般若経』等、諸小乗文献、初期大乗経論、碑文などの精査を通じて、大乗仏教の興起から発展までを、思想的側面と教団的側面から詳説。あわせて仏像出現の謎を解明。 ※本書は1989年に刊行した書籍のオンデマンド版です。 【ご注文に際しての注意事項】 こちらは品切になった書籍を注文が入ってから一冊ずつ印刷・製本する【オンデマンド版】です。内容はオリジナルと変わりませんが、装丁・外見等がもとの本と異なります。また元本・元データの状況により、文字が読みにくいものもございますのでご了承ください。一冊ずつ制作いたしますので、ご注文からお届けまで2〜3週間程かかることがございます。 はしがき 第一章 大乗仏教の特質 一 大乗と小乗 二 大乗仏教の成立 三 大乗の教理の特色 四 部派仏教との関係 第二章 大乗経典の成立と経録 一 大乗仏説の意味 二 初期の大乗経典 三 大乗経典の源流 四 大乗経典の発展 五 経録 六 経録以後 第三章 空観の性格 一 存在としての空 二 空と無 三 四句分別と空 四 空の主体的在り方としての空智 五 空・仮・中の三種の真理 六 空思想の起源 第四章 中論における法の意味 一 法の三種 二 法と存在 三 欺誑法の意味 四 法と法性 第五章 仏陀観と心ーー 大智度論を中心として 一 心と法性身 二 如としての法身と法性身 三 菩薩の法性身の意味 四 肉身と法身の統一 第六章 阿梨耶識と阿頼耶識 一 問題の所在 二 阿梨耶識の蔵の意味 三 阿梨耶識と末那識 四 阿梨耶識と輪廻転生 第七章 起信論の三大について 一 問題の所在 二 起信論の三大と仏の三身 三 三大の名称 四 三大の類似思想 五 法の理解と三大 六 法の自性・自相と業用 七 体の訳語について 八 中国の体用思想 第八章 大乗の仏陀観と仏像の出現 一 問題の所在 二 応身仏思想の出現 三 応身仏と仏像の関係 四 部派仏教の仏陀観と仏像 五 大乗仏教の仏陀観と仏像 第九章 婆沙論より見たる大乗教団 一 説一切有部と龍樹の関係 二 大乗経典における非仏説の弁護 三 婆沙論に排撃される論師や部派 四 婆沙論に現われる「沙門」 第一〇章 大乗仏教の教団史的性格 一 声聞僧と菩薩教団 二 在家菩薩と出家菩薩 第一一章 部派教団における仏塔の地位の独立性 一 仏塔研究の資料 二 仏塔の土地の所有の問題 三 仏塔に献ぜられた供物の処分・仏物無尽 四 仏塔の祭りと僧伽 五 仏塔の独立的性格 第一二章 カローシュティー碑文と大乗教団 一 大乗寺と小乗寺 二 仏塔建立を示す碑文 三 仏陀に献ぜられた仏塔 第一三章 律蔵より見たる大乗教団 一 部派教団の成立 二 精舎における生活秩序 三 大乗菩薩と部派の精舎 第一四章 初期大乗教団における塔寺の意味ーー 法華経・郁伽長者経・華厳経浄行品を例として 一 資料 二 法華経より見たる塔寺としてのストゥーパ 三 塔寺の意味 四 郁伽長者経における廟の意味 五 華厳経浄行品における仏の宗廟 六 用語の変遷の意味 索引
- 出版社
- デジタルパブリッシングサービス
- 発売日
- 2025-09-01
- ISBN
- 9784393800065
