ポケットの底
◆第七句集 もしかしたら、僕は自分自身の心を癒すために、俳句を詠み続けているのかもしれない。俳句には、「心を癒す」という大きなパワーがあるような気がするのだ。 (あとがきより) ◆収録作品 春浅し水栽培の根の真白 啓蟄や筆立てに筆ひしめいて ポタージュのひと匙重き春の風邪 絵馬すべて家のかたちや花明り 流星はしろがねいろの栞紐 着膨れてポケットの底遠くなる 鯛焼の香の流れ来る雨宿り 丸ふたつ描けばドーナツ桃の花 種蒔いて父の口数多くなる 藁屋根に少しめりこむ春満月
- 出版社
- ふらんす堂
- 発売日
- 2025-05-19
- ページ数
- 118ページ
- ISBN
- 9784781417417
